要は押入れにハンガーを掛けられるようにします。
出来上がりはこんな感じです。
今回もマナーと敷金を大事に、安く手っ取り早く最大の効果を狙っていきます。
※写真のように天袋の根太(?)が露出している押入れで使える方法です。
突っ張り棒の限界
住んだ家に押入れしかない、クローゼットが足りなくなった、賃貸でありがちですね。
そこでどうするか?こんな突っ張り棒を買ってきます(買いました)。「よしよし、これでハンガーを掛けられる」
夏の間はいいんです、服が軽いので。
問題は冬になって発覚します。
冬物の重たい上着を掛けると突っ張り棒ごと落ちるんです(落ちました)。
夜も更けた頃、あり得ない方角から「ゴトっ」と音がして驚いたことは1度や2度ではありません。
あと、ほとんどの突っ張り棒って左右(長辺)方向には突っ張れないんですよね、さすがに長すぎて。。
なので押入れの手前←→奥(短辺)方向に突っ張ることになって、押入れの容積に対して収納力がいまひとつ増やせません。
¥1,500 で突っ張り棒を超える
今回は1セットあたり¥1,500以内でこの突っ張り棒を超えてみます。
具体的には、最初の写真に写っていた木の棒を金折(かなおり)というL字の金属部品とチェーンで押入れの天井から吊るします。
吊り下げている部分を拡大するとこんな感じです。
写真では分かりやすいようにあえて金折を少し抜いていますが使用時はできるだけ深く差し込みましょう
材料(1セット)
- 木の棒 x1
- 太さ: 直径24〜30mmくらい、ハンガーが掛かり、かつたわまないくらいの太さ
- 長さ: 押入れの幅より20cmくらい短くしておくと作業しやすいです
- ステンレス製金折 x4
- できるだけ薄いもの
- チェーン x2
- 長さは実測します、1本あたり20cmもあれば足りるでしょう
金折はできるだけ薄いステンレス製を使うのがポイントです。
厚いと隙間に差し込めませんしスチール製は湿気でサビてしまって抜けなくなったりサビの色が押入れに移ってしまう可能性があります。
チェーンは輪がある程度大きく金折の穴に通せる太さのものを選びます。
輪が小さいと金折に通すのが難しくなります。
加工
チェーンの両端の輪をほんの少しズラします。
ペンチやラジオペンチを2本用意して「クイっ」とひねるとやりやすいです。
チェーンの両端を2本分、計4つの輪っかをズラしたら金折をつけます。
つまり写真のように両端に金折がついた20cmくらいのチェーンが2本できます。
あとは写真(再掲)のように押入れの天井と根太(?)の隙間に金折を差し込んで木の棒を渡すだけです。
接着不要、釘打ち不要、ドライバーすら使いません。なお金折を根太から抜くときは、先が薄いマイナスドライバーやニードルを根太の横に差し込むと金折を曲げずに抜けます。
これをさらにもう1セット、つまり木の棒を2本使って40本の服用ハンガーと6本のパンツ用ハンガーを掛けてみました。
服を掛けると見た目がひどかったのでハンガーだけ掛けた写真を載せます。よゆーよゆー、上段だけでなかなかの収納力 👏
押入れの容積を使い切ってます!
コスト(1セット)
作業時間は、10分くらい?
そして費用ですが、今回ちゃんとレシートの写真を撮っておきました。
じゃじゃん!¥1,409 🎉
私は2セット作ったのでざっと¥3,000ですね。
※チェーンは先に作った1セットの余りも使ったので本当は¥80くらいかかります。
※金折は予備を含めて6個買ったので本来必要な金額は¥340です。
さいごに
NG例。
ぼーっとしてブレスレットを作らないように気をつけましょう。。