Mac miniのメモリを交換して 8GB
▶️ 64GB
に大幅増量しました。
今回のポイントは次の3つです。
- Mac miniのメモリ交換は自己責任
- 用意したもの
- 手順は “mac mini 2018 メモリ 交換” で検索
きっかけ
私物のMac miniはメモリを 8GB
しか積んでいなかったのですが、起動しただけで 6GB
以上使われてヒヤヒヤしていました。
心なしか1週間くらい起動しておくと不安定になる気もしていて、毎週末Macを再起動していました。
一方で会社のiMacはメモリ 64GB
!
常々「いいな〜」「自宅もこれくらい欲しいな〜」と思っていました。
購入
そしてついに!
買いました、 64GB
!
なお自分でMac miniのメモリを交換するとAppleの保証が効かなくなるので注意が必要です。
購入したのはこちらです。32GB
x 2 で購入時 $389
でしたが今見たら $379
まで下がってました。
https://www.amazon.com/gp/product/B07NGSJLCJ
Amazon.co.jp で買う場合はこちらが一番安そうです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07N1662XY
配送はエアキャップ付き封筒でポスト投函でした。
封筒を開けるとメモリモジュール自体もエアキャップで巻いてあり、個人的には十分な包装です。
もしこういった包装品質が気になる方は日本のお店で購入した方が安心だと思います。
Mac miniのメモリ交換にはいくつか特殊な道具が必要なので同時に揃えました。
バラバラに買い揃えることもできるのですが、今回は思ったよりメモリの到着が早かったこともありiFixitのこちらのキットを購入しました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B076ZB9CSD
さすがに割高なキットだけあって綺麗なケースに入っています。
なおキット購入当初は「高いな〜><」と思っていたのですが、使ってみるとさすがMacのメンテ用に考えられていてこれはこれで正解でした。
Macのディスプレイを外すための吸盤なども入っています。
今回はこのキットの中で次のものを使いました。
- ヘラ状の何か
- ピンセット
- ドライバー: T5, TR6, TR10
- ギターピック状の何か
メモリ交換
では肝心のメモリ交換です。
手順は “mac mini 2018 メモリ 交換” などのキーワードで検索すると写真入りで手順を解説してくださっている記事がいくつも公開されているので参考にさせていただきます。
この記事では個人的に「お!」と思ったポイントを書いていきます。
裏蓋カバー
Mac miniをひっくり返します。
iFixitのギターピックを挿します。
6枚も入ってるのでたくさん挿せます。
(カード状のものが2枚あれば十分です)
写真の矢印の構造で120°ごとに3箇所ハメ込んであるだけなので構造を理解すると外しやすいです。
Wi-Fiアンテナのケーブル
よく要注意ポイントとしてよく挙げられるWi-Fiアンテナのケーブルです。
裏蓋のアンテナをロジックボードにつないでいるケーブルをうっかり引っ張ってしまわないように気をつけて裏蓋をズラします。
写真左側の矢印部分を再度ハメるときはiFixitのヘラが便利でした。
真上から垂直に押し込むと「パチっ」という感じでハマります。
ロジックボード
次にロジックボードの引き抜きです。
外すときは黒いヒートシンク部分を矢印方向に押し出すのが正解のようです。
戻すときは両側にツメがあるので指で押さえるとすんなり入ります。
メモリスロットの蓋
ネジを4つ外したあと、矢印のように斜め上方向にズラすと外れます。
メモリスロット
メモリはメモリスロットに斜めに挿すのでハマり具合が確認しづらかったです。
私は2枚挿し替えたメモリが1枚しか認識されず大いに焦りました。
スロットとメモリの順番を入れ替えて無事認識しました。
メモリスロットを2つとも同容量のメモリモジュールで埋めている以上、順番は関係ないはずなので挿しが甘かったのでしょう。
こういうことがあるから「メモリ交換は自己責任で保証外」なんですね。。
Mac miniは、メモリ交換のためにはロジックボードの最奥まで分解が必要、電源を入れるためには全て組み付ける必要があるという省スペースPCならではの素晴らしい構造で、何度かメモリの抜き差しをする中で最組み立てがだんだん雑になっていきました。
おすすめしませんがこの状態でも起動するようです。
裏蓋開放を検知するセンサーなどはないようですね。
今回はどうにか無事に2枚のメモリが認識されてひと安心です。
そして起動しただけで 12GB
以上使われてしまいました。
これ 8GB
しか積んでいないときはきっと何かが省メモリモードで動いていましたね。。
メモリが 64GB
になったのでアプリケーションの同時起動も気になりませんし、このMacでは諦めていたVirtualBoxも使えてとてもうれしいです。
繰り返しますが自分でMac miniのメモリを交換するとAppleの保証が効かなくなるので注意が必要です。