普段から仕事でディスプレイを何枚か使っていて「もうちょっとなんとかならないかな」と小さな不満を抱えてました。

  1. ディスプレイの高さが微妙に合わない
    • 機種によって高さが違う
    • そもそももうちょっと高くしたい
  2. ディスプレイスタンド周りの掃除が手間
    • ディスプレイ背面のケーブル周りの掃除が後回しになりがち
    • ホコリが気になる、テカテカしてるスタンドだと特に

ちょうど色々なタイミングが合ったので年末年始休暇中に「なんとかしてみよう!」と思い立ち、

こうなりました 🎉
DIY前はただの壁です、写真撮っておけばよかった

壁につけたディスプレイはクルクル回る、なんなら360°回ります。
(写真の上下方向ちゃんと合ってます)
横方向もスライドします、便利。
高さは目の高さに合わせて固定してます。

つくりかた

まず目的と妥協するところを決めます。
これがないと何も定まらず延々と時間が吸われ何も完成しません(しなかった)。

今回、次のようなことを意識しました。

  • PCを快適に使えるようにする
  • 見た目は諦める
    • コストパフォーマンスを意識
    • 見た目を整え出すと途端に予算が倍増する
  • 塗装はしない
    • 塗装作業できる場所は限られる
    • 乾燥や2度塗りなどでとても時間がかかる
  • 引っ越すときは捨てる
    • 捨てるのが惜しくなるような材料は使わない
    • 従って大体木材で作ることになります、切ってゴミに出せるので
  • 敷金減らさない
    • もちろんマナーとしても壁に傷をつけない

ざっくり設計して測る

何をどういう感じで作りたいか思い浮かべて必要な場所を測ります。
家の隅なんて絶対直角にはなってないので、壁の左端と右端など2ヶ所以上測るのがポイントです。
私は普通のスケールで測りました。こういうやつ。
幅が10mmくらいのスリムでかっこいいやつもあるんですけど19mmくらいあって少しごつい方が伸ばしても曲がらずちゃんと測れます。

あ、今回のような木工の場合、単位はmm(ミリメートル)で統一しておくと何かと便利です。
m, cm, mmが混ざると自分でも混乱しますし、ホームセンターの店員さんにも伝わりづらくなります。
木材を探すときもカットしてもらうときもmmで依頼するのが一番確実です。慣れましょう。

材料の入手方法を考える

作りたいイメージと施工場所の測定ができたらホームセンターをピックアップします。
できれば実際にホームセンターを見てみると色々と情報が得られて設計を更新できるのでオススメです。

例えば、

  • 車の貸し出しはあるけどこのサイズは荷台からはみ出す
  • ここに幅1100mmの棚を作りたかったけど、幅900mmの次のサイズは1800mm、値段は倍…
  • 1800mmより長い木材はXX店まで行かないとないっぽい

などなど。

ホームセンターのピックアップ

今回は大体島忠のお世話になりました 🙏
どうしても後から買い足しなどが発生するのでそれなりに近くの行きやすいお店で材料を揃えると楽です。

木材のカットサービスも必須ですが、これは首都圏の木材を扱っているホームセンターならだいたい切ってもらえるのではないでしょうか。
車の貸し出しも必要なら確認しておきましょう。

じつは工作室のあるホームセンターをマップにまとめていたんですけど、今回は工作室のお世話になるほどではありませんでした。

2x4材で柱とフレームを作る

さていよいよ材料を買って加工します。

今回はコスパ重視かつ木工なので2x4材と天地に突っ張るアジャスターで柱を立て、柱と柱の間も2x4材を梁または棚のように渡してフレームを作ります。
アジャスターはホームセンターの木材コーナーに行くと目立つところに陳列されているアレです。

ディアウォールも有名ですが、今回はネジとバネの組み合わせで高さ調整が効くLABRICO 2×4アジャスターを使いました。

この2x4材を突っ張って柱にする方式、賃貸住宅にマッチしていて素晴らしいですね!
本当は壁に合わせて2x4材も塗装すると綺麗で圧迫感減るんですが、今回はそういうのは捨ててるので2x4材をホームセンターでカットしてもらったら持って帰ってじゃんじゃん組みます。

ちなみに塗装は大変です。
塗装するために並べる場所が必要です。今回のように長い木材を使うと取り回したりひっくり返せるだけの広さが必要です。
乾燥させて2度塗りをするためにその場所を何時間も確保する必要があります。
もし屋外だと乾燥途中にゴミや葉っぱが飛んでくると叫びたくなります。
ハケは道具の洗浄が必要ですし、スプレーは何メートルも離れた家や車や洗濯物にもうっすら飛ぶので住宅地では無理です。

というわけで今回は塗装は一切しないことに決めました。

2x4材のフレームにPCディスプレイを取り付ける

今は溝の入った2x4材があって便利ですね。
今回とてもお世話になりました。

両端の柱に梁のように2x4材を渡すときも左右の高さが揃うので助かるのですが、今回はディスプレイを横方向にスライドさせるために長手方向に溝の入った2x4材も使っています。

ディスプレイを壁掛けにするマウント器具はこれです。

ディスプレイアームよりも奥行きを節約できる上に安いので今回のような用途には適しています。

取り付け方法ですが、まずディスプレイ側にマウンタを付けておきます。
次に上下を溝入り2x4材で挟んだ板に下穴を開けて壁側のマウンタをネジ止めします。

あとはディスプレイ側のマウンタを壁側のマウンタに引っ掛けて、下から固定用のネジを締めます。
取説とネジ類は同梱されていたのですがドライバーは設置場所にあったものを用意しておかないと苦労します。
こういうフレキシブルシャフトがあると便利です。

なおこのマウンタはチルトや回転の位置を決めてネジで締め付けるような固定はできません。
手で触るといつでも動かせるタイプのマウンタです。
幸いそこそこ強いのでディスプレイの自重で傾いたりはしませんでしたが、「もし傾くなら何か挟んで固定しよう」くらいの割り切りです。

壁掛けの副作用でディスプレイの後ろ側が狭くなるので、電源やHDMIはこのようなL字型のものを用意すると断線の心配が和らぎます。

電源周りを取り付ける

写真を再掲しますが電源はいわゆるライティングレールを使って取り回しています。

ライティングレールを使うとディスプレイやノートPCの定位置を変えた時に近い位置から電源が取れるのでコードが絡まりづらくなります。

また照明もレールの長手方向であれば好きな位置に好きな数つけることができます。
最大15AまでですがLEDであれば問題になることはまずないでしょう。

私はPanasonicのショップラインというシリーズが好きだったのですが、最近はホームセンサーで扱っていないようです。
(以前は「ライティングライン」というブランド名でホームセンターで買えた気がするんですけど… 🤔 )
ただ他社製品でもだいたい相互に使えます。

これは大事なことですが ライティングレールは本来天井に下向きに取り付けるものです。

上向きに取り付けることだけはやめましょう。
いつの間にかホコリが積もって発火する危険があります。

またライティングレールの内側は電気の通った文字通りの金属製レールが剥き出しになっています。
お子さんやペットが届かない位置に取り付けましょう。

ライティングレールは本来天井に下向きに取り付けるものです。

さいごに

こんな感じで年末年始の休暇1日を代償に生産性爆上げな環境が作れました 💪
普段から感じていた細かな不満も無事解消です 👏

  1. ディスプレイの高さが微妙に合わない
    • ➡️ 自分が座った位置に合わせたのでピッタリ
  2. ディスプレイスタンド周りの掃除が手間
    • ➡️ そもそもスタンドがない、宙に浮いているので楽

昨日1日試しに仕事をしてみましたがとても快適でした。
(仕事はどハマりして進捗ダメでした)

見た目はひどいですが、然るべき会社さんに発注した場合の10分の1未満の費用でしょうし、綺麗に作ることを考えると信じられないほど楽だったのでこれはこれで1つの正解だと改めて思いました。